名古屋市の佐井泌尿器科・皮膚科クリニック

にきびブログ

第1回イントラセル研究会

2011年6月5日に大阪で第1回イントラセル研究会が行われ参加しました。
講師はあやこいとうクリニックの伊藤先生と聖心美容外科福岡院の美原先生でした。

伊藤先生は昨年香港で行われたIMCASという学会でお会いし発表を聴いています。
その時は松倉クリニックでのイントラセルの治療成績でしたが、
今年の4月に開業されご自身のクリニックでの経験をもとにイントラセルについて講演されました。
イントラセルの治療前に前処置としてトレチノインなどを使用することで
より効果を実感しやすくなり、また3種類の深さで立体的な治療を行う必要性を強調していました。

美原先生は聖心美容外科の本院分院での治療経験をのべ2,000例以上を集計し
部位別に最適な治療パラメーターを統計的に示してくれました。
また特に妊娠線や腹部のたるみなどのボディへの治療は
イントラセルが非常に有効で
妊娠線などは消すことは難しいですが、かなり目立たなくすることが可能で
他の治療では得られない効果があったことを症例写真で見せてくれました。

当院では妊娠線に対しては積極的に行っていませんでしたが
モニターを募集してまずは試してみようと思いました。

このモニターについてはTwitterとFacebookで先行して募集したいと思いますので
フォロー又はいいね!ボタンを押して下さい。

またイントラセルの治療効果も治療後3ヶ月間は持続し
徐々に改善していくので効果の判定は3ヶ月後とし、
イントラセルの治療間隔はは3ヶ月に1回の治療で良いというのが2人の意見でした。

当院でもイントラセル導入当初は治療間隔を推奨された5週間おき行っていましたが
症例を重ねるに従い2ヶ月は待ってから再治療を行うようにしています。

今後はイントラセルは3ヶ月に1回の頻度で治療をお勧めしたいと思います。

最後に研究会の司会を務められた広島の慶友クリニックの高山先生が、
イントラセルの痛みの軽減のための麻酔、
神経ブロックのこつを実技を交えて伝授していただきました。

少人数でしたが非常に内容の濃いセミナーで当院のイントラセル治療の参考になりました。

投稿者 佐井泌尿器科・皮フ科クリニック (2011.06.06)
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