1.診察
保険診療をしていない方はまずは保険診療の範囲内での治療をお勧めします。
2.内服開始
通常初回1日200mg(25mg錠を朝4錠、夜4錠)で開始します。
投与開始後はまず2週間後に来院していただき、採血。
副作用がないかを確認し問題なければ投与を継続します。
通常2週間で皮脂の分泌が著明に減り、4週間以降は新しいニキビができにくくなります。
4週間くらいで新しいニキビができなくなったら、
1日投与量を200→150→100→50mgと1か月毎に減量していきます。
※ 生理が止まることがあるので基本的に低容量ピル(ヤーズ配合錠)と併用していただきます。
ピルを飲めない場合は生理が2~3ヶ月止まった時には生理を起こさせるために注射をします。
※ 治療当初は感染したニキビがある場合には、ディフェリンや抗生剤の併用が必要です。
※ 必ず同時に何らかのニキビ跡治療を行う必要があります。
ニキビができなくなっても赤いニキビ跡が残っている場合は再発します。
3.1ヶ月後に受診。
ニキビの新生が止まっていれば薬を減らします。新生が止まっていない場合は薬を増やすこともあります。
4.1ヶ月ごとに受診。
5.4~6ヶ月でニキビ跡がなくなれば、内服終了