ニキビ菌の繁殖により膿疱を繰り返すと陥凹(陥凹性瘢痕)となったり、逆に隆起(肥厚性瘢痕)したりします。一度瘢痕を作ると完全に治すことが困難なため、ニキビ菌の感染を早期に治療して終息させる必要があります。
また感染したニキビを自分でむやみにつぶすと治るどころか、逆に瘢痕を残す原因にもなるので行わない方がよいです。
治療は保険ではよい治療がなく、保険外治療のみとなります。
ニキビ跡の陥凹を治療するには皮膚や皮下に熱エネルギーを照射することで軽い火傷を作り、組織の熱損傷により傷治癒機転を働かせてコラーゲンが合成され陥凹が改善します。