名古屋市の佐井泌尿器科・皮膚科クリニック

レーザー

新しいにきび治療 アビクリア

アビクリア(AviClear)は、にきびの根本原因に直接アプローチする医療用レーザー治療機器です。
2022年に米国FDA(食品医薬品局)の認可を取得し、世界中の皮膚科・美容医療の現場で注目され、先進的な医療機関を中心に導入が進んでおり、従来の内服・外用治療では効果が得られなかった方にも高い効果が期待されています。

▶ 従来のにきび治療との違い

にきびは、毛穴の詰まり・皮脂の過剰分泌・アクネ菌の繁殖・炎症反応などが複雑に関係しています。
中でも、皮脂の過剰分泌はにきびの根本原因とされ、皮脂をコントロールする治療が非常に重要です。
従来は、以下のような方法が主流でした:
• 外用薬(過酸化ベンゾイル、抗菌薬、アダパレンなど)
• 内服薬(抗生物質、ホルモン療法、イソトレチノインなど)
• ケミカルピーリングやIPL、光治療
しかしこれらは、皮脂分泌の抑制には限定的だったり、副作用や長期使用の制限があることが課題でした。

アビクリアの仕組みと治療の特徴

アビクリアは1726nmという特殊な波長のレーザーを用いて、皮脂腺を選択的にターゲットにします。
この波長は皮脂腺の水分と脂質に吸収されやすく、熱エネルギーが皮脂腺の働きを弱めることで、にきびの発生源を直接抑制します。

▶ 皮脂腺だけを選択的に熱損傷

治療の主な特徴

✅ 薬を使わずににきびの根本を治療

✅ 皮脂腺の活動を抑える=皮脂分泌が減少

✅ 月1回×3回のレーザー治療が基本

✅ 顔全体・背中・胸元など広範囲にも対応可

✅ 大人ニキビ、思春期ニキビの両方に有効

✅ 治療後のダウンタイムは最小限、すぐにメイクも可能

✅ 施術は約30分程度、痛みはマイルド(麻酔不要)

アビクリアはこんな方におすすめ

✔ 長年にきびが治らず悩んでいる方

✔ 外用薬や内服薬が合わなかった/効果が感じられなかった方

✔ 思春期~大人まで繰り返すにきびに困っている方

✔ 肌質改善も兼ねてにきび跡や毛穴の予防もしたい方

✔ イソトレチノイン(アキュテイン)などの内服に抵抗がある方

✔ 結婚式や大事なイベント前に、肌を安定させたい方

治療後の経過と注意点

治療後は軽度の赤みやヒリつきが出ることがありますが、数時間〜翌日にはおさまることが多いです。
治療中は一時的ににきびが増える「好転反応」が見られることがありますが、皮脂腺の抑制が進むにつれ改善します。
治療後も保湿・紫外線対策をしっかり行うことで、肌の回復を助けます。

安全性・エビデンスについて

アビクリアは、厳格な臨床試験の結果により米国FDAの認可を取得しています。
臨床データでは、3回の治療後、にきびの改善率は平均約80%、さらにその効果は治療後半年〜1年と長期間持続することが確認されています。また、薬剤による副作用(胃腸障害、肝機能障害、催奇形性など)がないため、思春期の患者さんや妊娠を希望される方にも選ばれやすい治療法です。

治療費用・予約について

1回:●●円(税込)
3回セット:●●円(税込)【おすすめ】
モニター割引・導入キャンペーン実施中!
詳しくは受付・LINE・DMよりお気軽にお問い合わせください。

▶ 症例写真

左が治療前、右が治療後です。
アビクリア 月に1回,計3回治療後、12ヶ月

厚生労働省の承認機ですが、保険外治療になります。
治療費 3回 ¥330,000円 
※表示は税込価格です。
治療に伴う主なリスクは軽い火傷です。
主な副作用は火傷を生じた場合はかさぶたができ、赤みや色素沈着が残る場合があります。
モザイクhp・ピクセル同時照射「モザ・ピクセル」

モザイクhpピクセル2940もフラクショナルレーザーの一種で、レーザーを点で照射することで照射した部分の皮膚を新しく置き換えることができます。

両者の作用の違いはピクセル2940が皮膚を削るが熱凝固は少なく、モザイクhpは皮膚を削らず熱凝固が主であることです。

この両方を併用すれば深さを変えた治療が可能になり、表皮から真皮までのすべての層の治療が可能になります。
従来は別々の日に照射していましたが、照射方法を検討した結果
同じ日に照射してもダウンタイムは変わらず、効果の高い治療法を確立することができたため治療のメニューに加えることにしました

ピクセル2940が皮膚の比較的浅い部分に働き、大きめのドットで削ることで皮膚表面を滑らかにしていきます。そしてモザイクhpは極小のドットで深くまで熱凝固(熱損傷)を生じ、コラーゲンの収縮と合成を促進します。

照射後はクライオセル・ケアシスで冷却しながら増殖因子を導入します。

料 金

モザ・ピクセル 全願 1回 88,000円(税込価格)
前額以外 1回 66,000円(税込価格)
4週間に1回 5回以上

治療効果
左が治療前、右が2回治療後です

モザイクhp・ピクセル同時照射「モザ・ピクセル」
治療に伴う主なリスクは軽い火傷です。。
主な副作用は火傷を生じた場合はかさぶたができ、赤みや色素沈着が残る場合があります。
スムースビーム
スムースビーム

米国FDAにニキビ治療のレーザーとして初めて認可された1450nmの波長の半導体レーザーです。1450nmの波長は水に吸収され、かつ皮膚の1mmの深さまで達するため、皮脂腺を破壊しニキビ菌を殺菌し、ニキビを出来にくくします。

適応は重症、難治性のニキビに効果を発揮します。
また、この熱でコラーゲンの合成が刺激され、ニキビ跡の凹凸が改善されます。

3回治療後

3回治療後

5回治療後

5回治療後

治療費は1回 36,300円(麻酔代込)(税込)

治療に伴う主なリスクは軽い火傷です。
主な副作用は火傷を生じた場合はかさぶたができ、赤みや色素沈着が残る場合があります。

ピクセル 2940レーザー

ニキビ痕の凹凸・肌老化に対する
ピクセル2940レーザーと増殖因子(GF)治療

ピクセル 2940レーザー01

従来、ニキビ痕の凹凸やしわなどの皮膚の老化による肌表面のトラブルを解決する治療の中で最も効果的なものはCO2レーザーやエルビウムヤグレーザーを用いたリサーフェシング治療(皮膚をレーザーで一度削り取って完全に入れ替える方法)でした。これらのレーザーは水分に吸収され表皮を剥脱するアブレイティブ・レーザーの代表で皮膚を面でリサーフェシングしますが、欠点は治療に麻酔が必要でさらに術後表皮がなくなるため、カーゼによる被覆が10日~2週間必要なことです。また黄色人種である日本人では白人と違って治療後の色素沈着が必発で、これは回復まで約6ヶ月間を要します。このためこの治療を行うにはかなりの覚悟が必要でした。

ピクセル 2940レーザー02

ピクセルレーザーは皮膚の水分に反応する波長が2940nmのアブレイティブ・レーザーであるエルビウムヤグレーザーを用いて皮膚を極小の点(ドット)でリサーフェシングする治療器です。約1cm平方の面積あたり49~81個の点でレーザーを照射し表皮を削ります。面ではなく点で治療することがピクセルレーザー最大のポイントです。

ピクセルレーザーの点でのリサーフェシングは皮膚表面のほとんどの角質層を温存するので、バリア機能は保たれます。 治療後のダウンタイムは3~7日の赤みはありますが、日常生活には影響はほとんどなく治療直後からのメイクやヒゲ剃りも可能です。

副作用は通常のリサーフェシングと同様に炎症後色素沈着ですが、1回の治療では顔の12-20%を入れ替えるだけですので通常軽度ですむことが多いです。
またピクセル2940レーザーは点状に表皮に穴があくことになりますので、皮膚からの薬剤の吸収が高まります。さらに当院ではクライオセル・ケアシスを用い、ピクセル2940レーザー後の皮膚の早期の沈静と各種増殖因子(GF)を含んだB-TCESを高濃度皮膚に入れることで、ピクセルレーザーの効果増強や副作用軽減を期待します。

ピクセル 2940レーザー03

2006年11月23日(治療前)            2006年12月28日(1ヶ月後)

※毛穴の開きが小さくなり、皮膚表面が滑らかになっている

ピクセル 2940レーザー04

2006年11月23日(治療前)           2007年2月10日(2回治療後)

※目の周辺の小じわが改善しています

ピクセル 2940レーザー05

照射後の皮膚の状態

治療回数は4~6回で、治療間隔は4週間です。
治療費は全顔の場合 1回 55,000円税込
前額以外 1回 44,000円税込
(ケアシスによる増殖因子治療を含む)

治療に伴う主なリスクは軽い火傷です。
主な副作用は火傷を生じた場合はかさぶたができ、赤みや色素沈着が残る場合があります。

モザイクhp
モザイクhp01

モザイクhpはフラクショナルレーザーのひとつで、使用している波長は1550nmで水に吸収されるレーザーです。このレーザーを点で照射することで、照射した部分の皮膚を新しく置き換えることができます。

表皮から真皮まで照射しますので、表皮が置き換わればシミが薄くなり、真皮ではコラーゲンの合成を促進しシワたるみやニキビ跡や外傷後の瘢痕が改善します。当院にはフラクショナルレーザーとしては既にピクセル2940レーザーがあり、この機械の波長は2940nmでやはり水に吸収されるレーザーです。

両者の作用の違いはピクセル2940が皮膚を削るが熱凝固は少なく、モザイクhpは皮膚を削らず熱凝固が主であることです。削るものの代表は当院のピクセル2940レーザー、パールフラクショナル、ブリッジセラピーやeCO2などのCO2フラクショナルがあります。

削らないものの代表にはフラクセル/フラクセル2,アファームマルチプレックス、Lux1540などがあります。そして一般的に削るものは皮膚の比較的浅い部分に働き、大きめのドットで削ることで皮膚表面を滑らかにしていきます。(CO2フラクショナルの場合は両方の作用を持っています。)そして削らないものは極小のドットで深くまで熱凝固(熱損傷)を生じ、コラーゲンの収縮と合成を促進します。

モザイクhpの波長はフラクセル/フラクセル2の1550nmと同じですので、フラクセルと同じような効果を期待できます。当然後発の機種ですのでフラクセルの弱点を補っていて、フラクセルではできない3つのモードの治療が可能になっています。

モザイクhp02

モザイクhpとピクセル2940との違い

  モザイクhp ピクセル2940
治療の痛み あり 軽い
麻酔 必要 不要
表面の蒸散 ごくわずか 強い
コラーゲン合成 強い 弱い
真皮の収縮 強い 弱い
ダウンタイム 赤みのみ 赤みとかさぶた
モザイクhpとピクセル2940との違い

1フラクセルと同様の効果であるノーマルモード

ノーマルモードのモザイクhpの治療効果は点でレーザーを照射することで、照射した部分の皮膚を新しく置き換えることができます。表皮から真皮まで照射しますので、表皮が置き換わればシミが薄くなり、真皮ではコラーゲンの合成を促進しシワたるみやニキビ跡や外傷後の瘢痕が改善します。フラクセルよりも大きなドットで照射するのが特徴です。

2サーマクールやテノールなどのRF(高周波)治療のように真皮に強力な熱を発生させるサーマルモード

サーマルモードの場合はノーマルモードよりも真皮に高い熱エネルギーを集めますので高いリフトアップ効果を期待できます。これはサーモタイトSTよりも強力ですので、少ない治療回数で効果を実感できると思います。

3医療用レーザー発毛であるヘアーモード

低出力で高密度にレーザーを照射することで毛母細胞の分裂を促します。

治療対象:シミ、シワ・たるみ・毛穴や肌質の改善やニキビ跡や外傷後の瘢痕

治療の流れ 所要時間は約60分です。(麻酔クリーム30分+施術15分+アフタートリートメント15分)
治療費は1回
全顔 55,000円(税込)
前額を除く顔 44,000円(税込)

注意事項
※ 治療効果には個人差があります。
※ 熱で治療しますので、副作用は火傷です。反応が強すぎた場合は色素沈着等を生じる場合があります。

「未承認医薬品等であることの明示」
スムースビームは未承認機器・医薬品です。

「入手経路等の明示」
Candela Medical社製

「国内の承認医薬品等の有無の明示」
同一の機能を持った機器は国内にありません。

「諸外国における安全性等に係る情報の明示」
FDA承認(K022884, March 7; 2003)
海外では主に重症のニキビ、ニキビ跡に用いられています。
治療に伴う主なリスクは軽い火傷です。
主な副作用は火傷を生じた場合はかさぶたができ、赤みや色素沈着が残る場合があります。

「未承認医薬品等であることの明示」
モザイクhpは未承認機器・医薬品です。

「入手経路等の明示」
韓国ルートロニック社

「国内の承認医薬品等の有無の明示」
同一の機能を持った機器は国内にありません。

「諸外国における安全性等に係る情報の明示」
FDA承認(K193661, JULY 27; 2007) 海外では主にニキビ跡、しわ治療に用いられています。 治療に伴う主なリスクは軽い火傷です。 主な副作用は火傷を生じた場合はかさぶたができ、赤みや色素沈着が残る場合があります。

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